第一総合企画は、放熱フィン「熱エコフィン(R)」をはじめ、 皆様の業務のお役に立てる製品を提供しております。

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熱エコフィンの特徴
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よくある質問
Q-A 缶体(かま)への負荷について
熱エコフィンを取り付けるために、缶体にどういう加工をするのか?
金属でできている温風暖房機の缶体は、温度変化によって膨張・収縮を繰り返しているが、熱エコフィンがそれを邪魔し、缶体が無理をすることはないのか?
缶体に金属製のフィンを取り付けるということだが、異種金属接触腐食(電喰作用)の問題はないのか?
Q-B 温度ムラについて
熱エコフィンを取り付けたら、缶体に温度ムラができ局所加熱の原因にならないか?
 
Q-C 排気ガスの温度と、排熱回収機との違いについて
熱エコフィンを取り付けると、排気ガスの温度はどの位下がるのか?排気ガス温度が250℃以下になると、硫黄分から発生する硫酸による腐食の問題が出てくるが、大丈夫なのか?
排気ガス温度がわずかしか下がらないのに、本当に省エネ効果があるのか?排熱回収機の場合は排気ガス温度が下がるが、それとの違いは?
Q-D 保証と保険について
保険付きと聞いたが、その適用範囲は?
Q-E ハウス内作物の違いについて
トマトハウスでは熱エコフィンの効果が実証された例があるが、ハウスミカンでは効果が出なかった例があるという事も聞いた。キュウリやイチゴではどうなのか?熱エコフィンの効果が出る作物と出ない作物があるのか?
Q-A-01 熱エコフィンを取り付けるために、缶体にどういう加工をするのか?
  熱エコフィンは、金属バンドによる固定方法を採用しています。溶接や穴あけなどの加工作業は一切行いませんので、取り外せば缶体は元通りになります。
また、缶体を老朽化のために交換する場合も、熱エコフィンは新しい缶体へと移設することができます。
(※弊社指定店による移設工事が必要です。)
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Q-A-02 金属でできている温風暖房機の缶体は、温度変化によって膨張・収縮を繰り返しているが、熱エコフィンがそれを邪魔し、缶体が無理をすることはないのか?
  熱エコフィンを固定する金属バンドには、缶体の容積変化を吸収するための特殊バネ機構(特許出願中)が備わっています。
缶体の膨張・収縮にあわせてバネ機構が作動し、容積変化を吸収するので、缶体が無理をすることはありません。
ちなみに、そのときに缶体に加わる力は、最大でも50kgf程度(成人男子の平均握力と同じくらい)です。
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Q-A-03 缶体に金属製のフィンを取り付けるということだが、異種金属接触腐食(電喰作用)の問題はないのか?
  異種金属接触腐食とは、異なる金属が接触した時に、電解溶液(主に水)を媒体としてイオン化傾向の大きい金属から小さい金属に電流が流れ、イオン化傾向の大きい金属が集中的に腐食する現象です。
缶体と熱エコフィンの接触部には基本的に水がないので、通常この現象は起こりません。また、水濡れや極端な結露によって、もしもこの現象が起こったとしても、フィン(アルミ合金)の方が缶体(鉄)よりもイオン化傾向が大きいので、腐食するのは熱エコフィンの方となり、缶体への心配はありません。
更に、現行(AFGタイプ)のフィン表面に施している特殊加工には、電喰作用を防止する働きもありますので、上記の心配もなくなっており問題ありません。

※熱エコフィンは、「温風暖房機に悪影響を与えないこと」を第一優先として開発しています。
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Q-B-01 熱エコフィンを取り付けたら、缶体に温度ムラができ局所加熱の原因にならないか?
  温風暖房機内部の風の流れを阻害するような設計ではありませんので、問題ありません。
弊社の実験でN社500型暖房機の缶体温度を測定した結果では、もともとの温度ムラが50〜100℃くらいであったのに対し、熱エコフィン取り付け後の温度ムラも、同じく50〜100℃くらいでした。
(※温度ムラの数値は機種・条件によって変わります。)
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Q-C-01 熱エコフィンを取り付けると、排気ガスの温度はどの位下がるのか?
排気ガス温度が250℃以下になると、硫黄分から発生する硫酸による腐食の問題が出てくるが、大丈夫なのか?
  結論から言いますと、熱エコフィンによって排気ガスの温度はわずかしか下がりません。温度実測による実験結果では、熱エコフィン取り付け前の排気温度が310℃前後であったのに対し、取り付け後の排気温度は305℃前後でした。
(温度はいずれも安定値)
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Q-C-02 排気ガス温度がわずかしか下がらないのに、本当に省エネ効果があるのか?
排熱回収機の場合は排気ガス温度が下がるが、それとの違いは?
  最も大きな違いは、
●熱エコフィンの目的は「缶体から効率良く熱を取り出す」こと
●排熱回収機の目的は「排気ガスから熱を取り出す」こと
であることです。

◆熱エコフィン【缶体と空気との熱交換】と、排熱回収機【排気熱と空気との熱交換】の違い
温風暖房機は、
(1)重油(灯油)をバーナーで燃やして熱を発生させ 【熱の発生】
(2)その熱によって缶体(かま)を熱し       【炎熱と缶体との熱交換】
(3)その熱くなった缶体に冷風をあて、温風に変える 【缶体と空気との熱交換】
という作業によって、温風を作っています。

排熱回収機は、(1)〜(3)に加えて(4)排気ガスから熱をとり出して温風を作り出す   【排気熱と空気との熱交換】
という作業を行います。
空気と熱交換した排気ガスの温度は下がります。

熱エコフィンは、(3)【缶体と空気との熱交換】における熱交換効率を上げるものなので、排気ガスの熱を直接利用する排熱回収機に比べて、排気ガス温度への影響は小さくなります。
そして、熱エコフィンは熱交換効率を上げることで、効率良く(=早く)熱を取り出します。
早く熱を取り出すことで、早くハウス内が暖まります。
すると重油バーナーの燃焼時間が短くなります。
それによって省エネ効果があるのです 。
  図面
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Q-D-01 保険付きと聞いたが、その適用範囲は?
  熱エコフィンには、(1)保証 と (2)保険 が付いています。
(1)製品【熱エコフィン】の不具合に対するメーカー保証。(ご購入日より1年間)
(2)生産物賠償責任保険(PL保険)が適用されます。熱エコフィンが原因でお客様が損害を被った場合、その損害が補償されます。概要としては以下の内容が補償されます。

●温風暖房機に対する補償
(例)熱エコフィンが原因で、温風暖房機が故障した。
●生産物(農作物)に対する補償
(例)熱エコフィンが原因で、農作物が枯れた。
●対人補償
例)熱エコフィンが原因で、死亡事故が起こった。

※経年劣化や天災などが原因の、熱エコフィンが原因ではない損害については、全て対象外となります。
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Q-E-01 トマトハウスでは熱エコフィンの効果が実証された例があるが、ハウスミカンでは効果が出なかった例があるという事も聞いた。
キュウリやイチゴではどうなのか?
熱エコフィンの効果が出る作物と出ない作物があるのか?
  熱エコフィンは、現在お使いの温風暖房機の稼働効率を上げることで、燃料消費量の削減を図る製品です。
熱エコフィンの「熱交換効率を上げる」効果には、ハウス内の作物は関係ありません。
しかし、「暖房機の効率を上げても、ハウス内の暖房効率が上がりにくい」環境においては、当然ながら燃料削減効果も出にくくなります。
例えば、送風ダクトの設置方法に問題がある、作物がひどく密集している、などの理由で温風がハウス内を上手く循環できていないような場合には、省エネ効果は見えづらくなってしまいます。

熱エコフィンの効果を最大限発揮するためにも、
●缶体内部の掃除やバーナーノズル交換などの基本的なメンテナンスを行う。
● 正常な風量が確保できるように送風ダクトを設置する。(暖房機メーカーの基準に従う。)
● ハウスの密閉度を高める。
などを始めとした、基本的な省エネ対策も行ってください。
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